おさるのジョージに学ぶ、生きる力と生きるベクトル

先日、子供と一緒におさるのジョージのアニメを見たのだが、もうすっかり感動してしまった。
マラソンがとっても苦手な友人の館長さんをなんとか完走させようと、必死になって助けるおさる。そこでおさるが館長さんに差し出すものが何とも素晴らしく、そこで私は、大げさに言ってしまえば、人生の縮図を見た。

走り続けるために必要なのは、水分補給。
そして、ちょっと先(それは真のゴールの過程)にある楽しみ。
そして、もう少し先を思い描くために必要なのは、観覧車の上から世界を眺めること。。。

何とも、素晴らしくないだろうか。

学べることは、それだけではない。
おさるはいつも、問題があると、どうしたら目的が果たせるか、経験から考え、アイデアを出し、やってみる。
うまくいかなくても、また考え、アイデアを出し、やってみる。

私達はいつも、いきなり「正解」することを求めてしまう。
(往々にして世の中がそれを求めていることもまだ、多い。)
だから、
ちょっと失敗すると、
もう二度とやらないと決めたり、
それだけで自分を全否定してしまったり、
やる前から諦めたり。

だけど、今日一日を生きるのに、そんなにかしこまらなくていいのだ。失敗したって、それで死んでしまうことはないのだ。今日、やりたい事はなにか、そのためには、どうすればいいか、考え、アイデアを出し、選択し、行いをする。失敗したら、また考え、アイデアを出し、選択する。ただ、それを繰り返してればいいんだ。

そういう「今日」を、積み重ねる。
それは、「生き抜く」力になる。
そう感じた。

そして、時には「水分補給」を。

生きる力を身に付けたいなら、おさるのジョージに学べ!

そんな気がした話でした。