君の源

【君の源】
君が生まれるその前の
母が生まれるその前に
君はどこにいたのかな?

君が生まれたその後の
「君」の名を知ったその瞬間
「君」と「君じゃないもの」は生まれたんだ

君が生まれるその前に
つながっていた その源
もしも「君」の名をはずしてみたら。。。

今も変わらず つながってる

そんな気がしない?

ほめられなくても。

【ほめられなくても。】
ほめられると、嬉しいですか。
それとも、苦しいですか。

ひとに喜んでもらえると、嬉しいよね。
もっとしてあげたいって、思っちゃう。

でもそれが、「しなきゃいけないこと」になったら。

無理して、疲れて、
つらくなると思うんだ。

自分が犠牲になるってことはね、
相手を加害者にするんだ。
心のどこかで、相手を責めてしまうんだよ。

だから無理しないで。

ほめられるか、喜ばれるか。
評価されるか、認められるか。
今日は、そんなこと気にしないで、
自分が心地良い、
そう思えることを、選ぶ日にしてみよう。

ほめられなくたって、評価されなくたって、
もともとなーんの問題もない、
調和のとれた、心地良いわたしが
そこに見えてくるかも。

そうして元気になって、
心から、こうしたいって思ってしたことが喜ばれたなら、
相手も私も、みんなが心から嬉しいね。

宇宙もきっと、喜んでる。


放て!宇宙へ

【放て!宇宙へ】
自分には無理だ、と思ってしまうとき。
自分が気に入らなくて、許せなくて、
結局何もできないとき。

自分を許す、ってなんだろう。
forgiveness. 
こう書くと分かりやすいね。

許すって、前へ向かって、与えること。
後ろを向くことをとめて、
未来へ意識を向けること。

そう考えると、
今の自分を許可することも、
悪いことじゃない気がしないか。

反応、結果、怖いよね。
反応がないのも、怖いよね。
でもね。

全ての行いは結果を生むように。
全ての物質が巡り巡ってどこかに存在するように。
君が放てば、
この宇宙のどこかに、必ず届く場所がある。
大地が、宇宙が、いつだって受けとめてくれる。

君はひとりじゃないから。

どんなに小さくてもいい。
完全無欠じゃなくてもいい。
くすぶってきた君の中の想いを放つこと。

もう一度、試してみないか。

心臓のおと

【心臓のおと】
ドク、ドク、ドク。
今日はこの音に、耳をすませてみよう。

ドク、ドク、ドク。
それはまるで、永遠を刻む 壊れた時計。

ドク、ドク、ドク。
それはわたしが眠っている間すら、
相変わらず  飽きもせず
規則正しく、動き続けている。

この世界を動かす何かがあり、
この心臓を動かす何かがある。

そう考えると、
なんだか無性にワクワクするだ。

こんな自分も、捨てたもんじゃない。
そんな気がしてくるんだ。


あなたがそこにいる理由

【あなたがそこにいる理由】
居場所がない、と感じますか。
私はここにいてはいけない人。
この場所にふさわしくない人。
そんな風に感じますか。

あなたが今、そこにいる理由。
それは、あたな自身の選択の結果、ともいえるし、
そればかりではない、とも言える。

あなたが生まれてきたのは、
自分の力だろうか。
あなたが毎日すくすくと育ち、
自然災害や不慮の事故にも巻き込まれず、
今ここに生きているのは、
貴方ひとりの力だろうか。

そう考えると、
自分が今、生かされている、という奇跡に
気づくかもしれない。

そう考えると、
あなたが今そこにいる理由も、
貴方ひとりではどうにもならないくらい、
大きなものが関係してる、
そう気づくかもしれない。

その理由は、わからないかも知れない。
けれど、わたしたちは、
与えられたこの奇跡の機会を、いかすこともできる。

大丈夫。
そんなにひとりで、背負わなくてもいい。
自分ひとりでやってきたことなんて、今も昔も、無かったんだよ。

わたしを超えた理由のもとに、
わたしは今、ここにいる。

最期の砦

【最期の砦】
大丈夫だよ。君には何の問題もないよ。
たった一人、そう言ってくれる人がいたら。
どれだけ心強いだろう。

そのままでいいじゃない。
だって、君は君でしょ。

そう心から思えないとしても、
たった一人、肯定してくれる人がいたら。
世界は終わりを迎えることなく、動き出すだろう。

そう思える君こそ、きっと、
そんな最期の砦になれる人。


雨宿りのうた

【雨宿りのうた】
雨の日には雨の日の味わいがある。
それでも、土砂降りのなかにずっといたら、
やっぱりつらい。
だから、おうちに帰る。
もし帰ることすらできないなら、
少し雨宿りできる場所を見つけて、
立ち寄ってみよう。

どんな雨の中にいても、
まるで雲の上の青空から眺めているように

それはそれは 美しいと言えるときまで。

******

つらい時、悲しいとき、苦しいとき。
その場所から一旦離れて、
ほっと一息、ついてみよう。

全然違うことをする。
紙に書く。
寝る。

悲しみを外から眺められたとき、
もしかしたら、
その悲しみはあなたそのものではないことに
気づけるかもしれない。