雨宿りのうた

【雨宿りのうた】
雨の日には雨の日の味わいがある。
それでも、土砂降りのなかにずっといたら、
やっぱりつらい。
だから、おうちに帰る。
もし帰ることすらできないなら、
少し雨宿りできる場所を見つけて、
立ち寄ってみよう。

どんな雨の中にいても、
まるで雲の上の青空から眺めているように

それはそれは 美しいと言えるときまで。

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つらい時、悲しいとき、苦しいとき。
その場所から一旦離れて、
ほっと一息、ついてみよう。

全然違うことをする。
紙に書く。
寝る。

悲しみを外から眺められたとき、
もしかしたら、
その悲しみはあなたそのものではないことに
気づけるかもしれない。